アメリカ本土やハワイに旅行して、一番頭を悩ませるのがチップではないだろうか?
アメリカに住んで12年目になる私も、毎回頭を悩ませている。
実際、アメリカ人の主人も同僚も先生もお巡りさんまでもが頭を悩ませているようだ。
英語で「チップ」と入れてググってみると、かなりのお悩み相談室が現れる。
本国の人が悩む位だから、私たちが困るのは当然だ。

たまにどこかの旅行関係の掲示板でチップの話でものすごい討論となってるのを見かける。
旅行慣れしてる、してない、とかとは、また別の話。

みんな、自分の感覚でものをいうから大変だ。
その秤の幅の大きな事。

「チップは必ず15ー20%は置きましょう。」
「いや、それは多すぎるから、10%でいいよ。」
「バッフェなんてサービスないし、いらないはず!」
「日本人客だからって最初からチップが入ってるなんてけしからん!」
「日本食のレストランで働く同じ日本人ウェイターには要らないよ。」
「サービスが悪かったから、ペニーを置いて抗議してやったぞ。」
「それって最低。」
「そんなやつらにペニーだって払うのは間違ってる。」

ああ、どぎー。
すんごい無茶苦茶な情報が飛び交っている。
混乱して、経験や店でのサービスから、計算してるんだろうけど。

チップ制度。
元々は、大昔日本人がアメリカに旅行した時にサービスを受けた日本人らがお金で気持ちを表したとか。
温泉宿で女将に渡す心付けと同じ気持ちを表したのが始まりだとか聞いた。
ふむふむ。

でも、そんな感じでいいと思う。
アメリカ人の主人も友人らも、普通に「美味しかったし、サービスも良かったし。」ってさくっとチップを上乗せしたりして置いている。
気持ちから来るものだと思う。
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ハワイなんかのレストランでありがちな、15%チップ込みのチェック。

レストランで働くウェイターの給料。
ベースの自給は5ドル前後の最低賃金。

それにプラスされる、チップ。
最初から、客の食事代の8、9%が課税。
つまり、チップを少なめにすると、それだけウェイターの儲けが少なくなる実情。

サービスが最低な場合は置いておいて。
チップの存在、まだまだ知らない日本人観光客がたくさん。
日本人だけでなく、他の外国人も然り。

もちろん、お店のオーナーがウェイターの損を負担してくれるわけなくて。
ひどい時になると。
客の3分の1がチップを払わず帰っていくらしい、ハワイのレストラン事情。

もちろんオーナーは知らんぷり。
でも、放っておいたら、ウェイターは「損するだけでバカバカしい」と辞めていくばかり。

「バイトが続かない」と困っているハワイの知人のレストラン・オーナー。

オーナーはともかく。
ウェイターにとっては死活問題にもなるわけで。

で、苦肉の策。
予め請求書にチップを15%程加算して対処する店がある。
きっと過去にそれだけの損害があったと考えるしかない。

が、実際自分がそういう状況に置かれると、かなり憤慨した気分になるのも事実。

「なんでよ? 私は美味しく楽しく食事できたから、15%といわず、20%くらいのチップを考えていたのに! 日本人だからって舐めてるの?」
そんな感じ。

私の場合は?
まず、ウェイターに説明を求める。

納得できる場合もある。
すぐに詫びてチップ分を消去して客の意志に任せるという場合。
もしくは、15%で同意してもらえるか客に伺う場合。
そんな時は、そのまま15%払う。

納得できない場合もある。

ハワイでの目撃談。

英語が話せない日本人観光客と見ると、チップ込みの請求書を寄越した某レストラン。

ウェイターからの何の説明もないまま、チップが含まれてるとは知らずに、更にチップを置いて帰る客。
そしてそれを見て見ぬ振りするウェイター。

これは絶対許せない。

ちなみにその店は、美味しかったけどなくなった。
と思ったら、日本人のこない地域に移転してた。

、、、苦渋の選択だったらしい。
ちびっとだけ、同情。
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# by mrs-usa | 2004-08-08 11:16 | ハワイ